・「自宅でバスクチーズケーキ作りは
難易度が高そうだな…」
・「バスクチーズケーキ作りを失敗しないために
重要なポイントが知りたい」
今まで作ったことがないスイーツを自宅で作るとき、上手く完成させられるのか心配になりますよね?特にバスクチーズケーキのような認知度が低いスイーツになると、どのようにして作れば良いのかわからなくなるでしょう。
本記事ではバスクチーズケーキを自宅で作るときに、おさえておきたいポイントを4つ解説していきます。また作るために必要な材料・道具も一緒に紹介します。
- レシピ
- 失敗するリスクの減らし方
- 焼き加減の目安
- 手順・温度を守ることの重要性
自宅で初めてスイーツを作る場合、レシピにアレンジは加えずに作るのが重要です。思い描いているバスクチーズケーキを自宅で成功させたい方は、最後まで読み進めてください。
バスクチーズケーキの基本材料
バスクチーズケーキの基本的な材料は以下の通りです。
クリームチーズ:500g、グラニュー糖:150g、生クリーム:400ml、卵:4個、薄力粉:大さじ2杯
バスクチーズケーキは上記の材料を混ぜて生地を作り上げます。お菓子作りを自宅でされる方にとっては、よく使用する材料が並んでいることでしょう。仮に自宅でお菓子作りをしない方でも、スーパーで揃えられる材料のみを使用しているため簡単に準備に手間はかかりません。
グルテンフリーで作りたいんだけど
薄力粉を使わないと作れないのかな?
薄力粉を使いたくない場合、薄力粉を米粉に替える方法があります。米粉を使って作っているお店もあるため、薄力粉以外で作るのは邪道ではありません。
それでも生地作りで失敗したくない方は、基本の材料である薄力粉を使って一度完成させてから米粉を使いましょう。また薄力粉と米粉の両方で作ってみることで、違いがよくわかります。 今後のお菓子作りにも活かせる知識が身に付くでしょう。
バスクチーズケーキ作りに必要な道具
バスクチーズケーキ作りに必要な調理器具は以下の通りです。
『必須ではないけどあったら超便利な調理器具』もあります。
各材料を混ぜて生地を作るための大きいボウルは必須です。クリームチーズを柔らかくするためや、卵をかき混ぜるときに中サイズのボウルがあると便利でしょう。自宅に元々ある大きい器などをボウルの代用としても問題ありません。オーブンで焼き上げるため、ケーキ型とオーブンシートは忘れずに準備してください。
『必須ではないけどあったら超便利な調理器具』が自宅にある場合、積極的に利用しましょう。チーズケーキ作りが楽になります。
道具は電動機器が超便利
自宅でスイーツを作るなら電動機器を使用することをオススメします。理由は時短と仕上がりに直結するからです。バスクチーズケーキの生地を作るとき、泡立てる必要はありません。しかし材料を混ぜ合わせる工程に時間がかかるため、電動ミキサーがあるとかなり時間が短縮されます。
それからクリームチーズ・卵・小麦粉を材料に使っているため、よく混ぜ合わせる必要があります。電動ミキサーを使うことで生地がよく混ざるため、バスクチーズケーキのなめらかさに影響が出るのです。
確かに!ダマが残っていたら完成した
チーズケーキの食感に
バラつきができちゃうわね
電動ミキサーを使うときのポイントは、長時間混ぜないことです。バスクチーズケーキを作る際に泡立てる必要がないため、電動ミキサーは生地の状態を見ながら使いましょう。
焼き上げるためにオーブンが必要
自宅でお店と同じクオリティーを出すためには、オーブンが必要です。バスクチーズケーキの特徴でもある『外しっかり中トロトロ』の状態を作るために、オーブンを使いましょう。
オーブンが自宅にないのよね…
電子レンジでは作れないのかしら?
電子レンジで作った事例がいくつかあるようですが、レンジの場合は『焼く』ではなく『熱を入れる』になります。電子レンジではバスクチーズケーキの特徴を引き出すことは難しく、見た目のインパクトになっている表面の焦げ目はできません。
自宅にオーブンがない方は、レンタルを利用してみてはいかがでしょうか。月額支払いでオーブンを借りられるサービスがあります。わざわざオーブンを購入して所持し続けるよりも、レンタルの方がハードルは低いでしょう。理想のバスクチーズケーキを作り上げるために、オーブンでしっかりと焼き上げてください。
バスクチーズケーキの基本的なレシピ
バスクチーズケーキの作り方は以下の通りです。
- クリームチーズを泡立て器で柔らかくする
電子レンジで温めても良い(弱で1分) - クリームチーズにグラニュー糖と溶き卵を加えてよく混ぜる
泡立てないように混ぜる - 薄力粉を加えて混ぜる
- 生クリームを3回に分けて加えて混ぜる
- 型にシートを敷いて生地を流し込む
- 220℃のオーブンで45分焼く
プルプル揺れる焼き具合がベスト - 粗熱をとって冷蔵庫で冷やす
4時間以上冷やす
以上7つの工程を経てバスクチーズケーキが完成します。
バスクチーズケーキが完成するまで
時間はどれくらいかかるの?
完成するまでにかかる時間は以下の通りです。
食べられる状態になるまで6時間以上かかります。そのため翌日食べることを前提に作り始めた方が良いでしょう。
レシピ本によっては分量・焼く温度や
時間が違うから「これだ!」と思える
レシピを参考にして、実際に作ってから
徐々に調整した方がいいわね
自宅でバスクチーズケーキを上手につくる4つのポイント
自宅でお店と同じクオリティーのバスクチーズケーキに近づけるため、おさえておきたいポイントがあります。お菓子作りはレシピ通りに進めれば、大きく失敗することはありません。しかしレシピの中には、決して見逃してはいけないポイントがあるのです。ここからは自宅でバスクチーズケーキを上手につくるためのポイントを4つお伝えします。
レシピをアレンジしない
焼き加減が最高でなめらかなバスクチーズケーキを作りたいなら、最初からレシピにアレンジを加えないでください。失敗するリスクが上がってしまいます。
たとえば『卵の個数』と『生クリームの量』を増やしたとします。分量を増やしたことでケーキ生地の混ざり具合、焼く時間などが変わってくるでしょう。
『レシピをアレンジしない』=『材料と分量を守る』
私たちが目にするバスクチーズケーキのレシピは、ほとんどがプロや経験者が自宅で作れるように調整してくれたレシピです。レシピ通りに作ることは、成功させる確率を下げないことに繋がります。
オーブンの温度と時間を守る
バスクチーズケーキを上手に作りたいなら、焼くときの温度と時間を守りましょう。焼く温度と時間は、ケーキの仕上がりに直結します。特にバスクチーズケーキの場合、表面の焦げ目・内側がトロトロという特徴を引き出すために温度と時間を守る必要があるのです。
たとえばオーブンの温度を低くした場合、火の通りが甘くなります。焼く時間を長くした場合、焼き過ぎてバスクチーズケーキの特徴が失われてしまう可能性があるのです。
自宅で上手にバスクチーズケーキを作るならオーブンの温度と時間は、一番押さえておきたいポイントになります。オーブンの温度と時間を守って理想のケーキを完成させてください。
焼き加減は焦げ目を目安にする
初めてバスクチーズケーキを作るとき、一番心配になるのは焼く工程ですよね?
確かに!
火入れって難しいのよね…
焼き加減はバスクチーズケーキの表面にできる焦げ目を目安にしてください。お店で作っているバスクチーズケーキは、以下のような焦げ目ができるまで焼いています。
自宅にあるオーブンの能力はメーカーによってざまざまであるため、最終的な判断は自らの目で決めましょう。見るタイミングとしては、焼き始めて30分経ってからです。30分経った後はオーブンの前で焼き加減を見守りましょう。
翌日までしっかり冷やす
バスクチーズケーキを美味しく食べるために、しっかりと冷やすことをオススメします。レシピでは冷蔵庫で4時間以上冷やすことをお伝えしました。もちろん4時間冷やせば冷たくなっています。しかし翌日までしっかりと冷やしてから食べた方が、想像通りのケーキが食べられるでしょう。
お店で売られているバスクチーズケーキは、前日、早くても当日の朝に作ったケーキのはずです。通販の場合は、なおさら冷やしている時間が長いでしょう。焼き終えた直後はプルプル揺れる状態ですが、冷やすとしっかり固まります。
本来のバスクチーズケーキは冷たく、外はしっとり中はトロトロしています。つまり冷やす時間は、バスクチーズケーキの美味しさにも影響しているのです。自宅の冷蔵庫で十分に冷やせます。妥協せずにバスクチーズケーキは、よく冷やしてください。
バスクチーズケーキは子供と一緒に作れるほど手軽
バスクチーズケーキは自宅で作れるほど手軽であり、子供と一緒に作っても失敗しにくいスイーツです。注意するポイントが少ないことが手軽さに繋がっています。
包丁を使う工程がない=安全
特別な材料を使わない=安心
生地混ぜて焼くだけ=楽
バスクチーズケーキには焦げ目というインパクトがあるため、子供の印象に残るはずです。すると子供から「また作りたい!」とリピートされる可能性があります。 子供と一緒に作ることで、忘れられない家族の思い出が増えるでしょう。
まとめ:自宅でバスクチーズケーキを作るポイントはレシピを崩さないこと
本記事ではバスクチーズケーキを自宅で作るときに、おさえておきたいポイントを4つ解説してきました。
- レシピをアレンジしない
- オーブンの温度と時間を守る
- 焼き加減は焦げ目を目安にする
- 翌日までしっかり冷やす
特に『オーブンの温度と時間を守る』ことで、お店と同じクオリティーに近づけられます。
バスクチーズケーキ作りには特別な材料や工程がないため、自宅でも手軽に作れます。海外の本格的なスイーツを自分で作れるようになりたい方は、バスクチーズケーキ作りにチャレンジしてみてください。
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