最短1分で可能!包丁にケーキ生地を付くにくくする方法【切る前に実施】

・「ケーキを切った後の包丁に付いちゃう生地って
どうにかならないかな」
・「包丁にケーキ生地が付着しないような
方法が知りたい」

ホールケーキを人数分に切り分けるとき、包丁に生地やクリームが付着しますよね?連続でケーキを切ると、包丁に付いた生地が切り分けたケーキに移ってしまいます。これでは見映えが悪くなるため、毎回包丁に付いたケーキ生地を拭き取るでしょうが、なかなかキレイに拭き取れませんよね?

本記事では自宅で簡単にできる包丁にケーキ生地やクリームが付きにくくなる方法を4つ紹介します。

この記事でわかること
  • 事前に包丁へ施す内容
  • 準備するもの

ポイントはケーキを切る前に包丁を温めることです。ケーキの外観をキレイに見せたい方は、最後まで読み進めてください。

目次

包丁を温めればケーキ生地が付きにくくなる

ホールケーキを切り分ける前に、包丁を温めておきましょう。基本的にケーキは冷やされているため、ケーキに含まれている脂肪分が固まっています。そのためケーキを切ると包丁に脂が付着してしまうのです。ケーキを切ると毎度、包丁に付いた生地やクリームを拭き取る作業が発生するでしょう。

包丁をキレイにしておかないとケーキを切り分ける際、包丁に付いていた生地やクリームがカットしたケーキに乗り移ってしまうのです。包丁を事前に温めておくと生地やクリームが付着した場合でも、しっかりと拭き取れるようになります。食器の油汚れをお湯で浮かせるイメージです。

ケーキの外観をキレイに見せるためにも、包丁の清掃は欠かせません。あらかじめ包丁を温めることは、ケーキ生地やクリームをくっつけにくくする効果があります。そのため仮に包丁へ付いたとしても、直ぐに落とせるのです。

包丁にケーキ生地を付きにくくする方法は4つ

私は『包丁にケーキ生地を付きにくくする方法』を見つけるため、いくつかの温め方を試しました。今回はすべてバスクチーズケーキで検証しています。

試した内容は以下の通りです。

包丁にケーキ生地を付きにくくする方法
  • 水道のお湯で温める(約50℃)
  • 沸騰した熱湯で温める(約90℃)
  • ガスコンロで温める
  • バーナーで温める

ここでは実際に試したやり方を4つ紹介していきます。

水道のお湯で温める(約50℃)

家庭の水道から出るお湯で包丁を温めてみました(上部写真はキッチン)。家庭の給湯器によりますが、お湯の温度はだいたい50℃です。温めた時間は包丁の片面を10秒程でした。かかる時間は合計20秒ほどです。

包丁を水道のお湯で温めた後にケーキをカットしたところ、以下のような結果になりました。

50℃程のお湯では、大きな効果は得られないようです。仮にお湯で温める場合は、1分ほどまで温める時間を延ばした方がよいようです。

沸騰した熱湯で温める(約90℃)

鍋で沸騰させた熱湯を包丁にかけて温めました。沸騰した熱湯は90℃くらいの温度です。熱湯は包丁の両面に合計20回すかけました。かかった時間は30秒程です。

熱湯で包丁を温めた後にケーキをカットしたところ、以下のような結果になりました。

包丁に付いたケーキ生地の量は少ない方でした。鍋ではなく、やかんで沸騰させて包丁にかけても良いでしょう。水を沸騰させて熱湯を作る手間がありますが、安全にしっかりと熱を包丁に加えられます。

ガスコンロで温める

ガスコンロの火で包丁を温めてみました。包丁を直接火で温めるため、包丁は直ぐに熱くなります。直ぐに包丁を温められる方法のため、片面を3秒~5秒程度火にかけるだけで十分です。

ガスコンロで包丁を温めた後にケーキをカットしたところ、以下のような結果になりました。

熱湯と同様に包丁へケーキ生地の付着量が少量です。包丁が熱い状態でケーキをカットしたため、ケーキ断面を溶かしながら切った感じでした。ホールケーキをカットした後でも包丁はしばらく温かかったため、簡単に拭き取れました。

ガスコンロの火を使うため、火の扱いに注意する必要があります。子供にはさせない方が良いでしょう。火に近づいて作業するため、大人であっても細心の注意を払って包丁を温めてください。

バーナーで温める

バーナーを使って包丁を温めてみました。温めた時間は包丁の両面を各1往復だけです。

バーナーで包丁を温めた後にケーキをカットしたところ、以下のような結果になりました。

ケーキを切っても包丁への付着は少量です。ガスコンロで包丁を温めたときと同じような状況でした。

この方法はバーナートーチとカセットボンベを準備しないとできないため、手間がかかります。またバーナーを扱ったことがない方には、万が一のことを考えるとあまりオススメできません。

番外編:冷凍の状態

番外編になりますが包丁を温めずに切る方法として、冷凍した状態のチーズケーキをカットしてみました。ケーキ上面に霜が付いているのがわかるように、カチカチに凍った状態でカットしています。

ケーキを冷凍した後にカットしたところ、以下のような結果になりました。

ケーキ生地が固まった状態のため、包丁への付着はほとんどありませんでした。包丁へ付いた量としては一番少なかった方法です。しかしケーキが堅いためある程度頑丈な包丁でなければ、キレイにカットできません。仮にセラミック包丁で切ったとしても、冷凍ケーキに負けてカットできないでしょう。

大前提:ケーキを切ると包丁に生地は付着してしまう

改めてお伝えすることでもありませんが、ケーキを切ると確実に生地やクリームが包丁に付いてしまいます。ケーキ屋さんのショーケースに並んでいるケーキのように、キレイなカッティングを目指すなら包丁の拭き取りは必須と言えるでしょう。

包丁を温めることで、包丁への付着量を少なくできます。清掃も

まとめ:包丁を事前に温めておけばケーキを切った後の掃除が簡単

本記事では自宅で簡単にできる包丁にケーキ生地やクリームが付きにくくなる方法を4つ紹介してきました。

4つの方法
  • 水道のお湯で温める(約50℃)
  • 沸騰した熱湯で温める(約90℃)
  • ガスコンロで温める
  • バーナーで温める

今回紹介した方法の中で最適なのは、『沸騰した熱湯で温める』です。水を沸騰させる手間がかかりますが、安全かつ効果が見られた方法になります。

包丁を温めてからケーキを切ると、生地やクリームの付着量が減り、拭き取りが楽になるのです。ケーキをキレイに見せるために、包丁を温めてからケーキをカットしましょう。

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